どんな役割や目的を担っている部署?
情報システム部門は、会社のIT基盤を支える重要な役割を担っています。
システム関連業務は札幌・東京で役割分担しており、札幌ではサーバー管理・ネットワーク運用・東京以外の拠点におけるPCキッティングなどその他幅広く担当しています。グループ会社のシステム管理も行っており、全体の安定したIT環境の導入・維持など多岐にわたって取り組んでいます。
東京ではシステム開発を中心に業務を行っており、RPAやプログラミング言語を活用し、社労士業務の効率化・自動化に積極的に取り組んでいます。また、札幌と連携して取り組んでいる仕事も多く、セキュリティ対策・外部監査対応などを協力して担うことで情報資産を守っています。新しい技術の調査や導入検討を進め、より便利で安全な仕組みを整えることで、会社全体の成長を支えています。
仕事を通じて、「この瞬間が嬉しい」「達成感がある」と感じるのはどんな時?
情報システム部門の仕事は目に見えにくいものが多く、便利になったことで直接感謝されるよりは、むしろ不具合があったときに注目されることが多いかもしれません。ですが、組織全体に大きな影響を与える仕事が多く、やりがいがあります。
例えば年間140社からセキュリティ監査を受ける中で、世界的に問題になっているサイバー攻撃に対する対応課題に取り組み、社内IT環境を一歩ずつ改善・強化していけることは、情報システム部門の仕事を通して会社全体を支えていると実感する事ができます。
また、チームメンバーがさまざまな課題への取り組みを通して少しずつ力をつけ、自分で成果を出していけるようになっていく姿は何より嬉しく感じます。組織を横断して進めた施策が形となり、ツールが社内に広がっていくことも大きな励みになります。会社を裏から支え、仲間の成長や制度の定着を通じて達成感を味わえるのが、この仕事の魅力だと思います。
活躍している人の共通点や、この部署に向いている人はどんな人?
情報システム部門で活躍している人は、様々なシステムトラブルに対して「どう解決できるか」を前向きに考えられる問題解決志向、トラブル対応や開発のための集中力、新しい技術をワクワクしながら学び続ける事ができる探求心を共通して持っています。また、セキュリティやシステム管理では細かい確認が欠かせないため、丁寧さや責任感も大切ですし、他部署やグループ企業の方と協力して課題や問題に取り組む仕事も多いため、コミュニケーション力も必要です。
こうした特徴から「人の役に立つことにやりがいを感じる人」「新しい技術を調べて試すのが好きな人」「コツコツと着実に取り組める人」はこの部署に向いていると思います。技術力だけでなく、柔軟さと協調性を持って取り組める人が成長できる環境です。
入社して間もない頃に苦労したことや戸惑ったことは?
社労士・システムといった二つの専門的な業務が関わるため、それぞれの理解に苦労しました。依頼された作業だけをこなすのではなく、全体の流れや背景をつかまないと本当の意味では役に立てないと感じたからです。
また、プロジェクトの中では利害が必ずしも一致しない関係者と一緒に取り組むことも多く、どうコミュニケーションをとればよいのか悩む場面もありました。そうしたときに意識したのは、分からないことをそのままにせず、積極的に学び、調べたうえで質問することです。さらに、出来るだけ多くの人と関わりを増やし、気軽に話ができる関係をつくるようにしました。いろいろ挑戦するなかでうまくいかない事や失敗することはありますが、それも学びだと考え、次に活かす気持ちでチャレンジを続けました。
振り返ってみると、その経験が大きな自信につながり、今の自分を支えていると感じています。
応募を考えている皆さまへ
情報システム部門の仕事は、開発したシステムの安定稼働やセキュリティ対策といった、会社全体を裏から支える役割を担っています。そのため派手さはありませんが、会社の基盤を守るという大きな責任とやりがいがあります。この仕事に向いているかどうかを考えるうえで大切なのは「システムやITの仕事に興味を持てるかどうか」と考えています。日々地道で難しい課題に向き合う事になるため、多くの事に興味を持って学び続けていくことが難しいと考えているからです。
新卒の方にとっては、知識や経験よりもまず「ITに挑戦してみたい」という気持ちが大切だと思います。情報システム部門としてグループ企業も含む様々な課題に取り組んでいますが、興味を持って取り組める人にとっては、大きく成長できる環境です。